第18回:予測のための7つのステップ
今回は企業分析・財務諸表分析・それらを理解するための指標について一通り紹介し終えたというところで実際の企業評価の前のステップ(6/7)になる”企業業績を予測する”ステップを紹介する。
グラフを作成するのがめんどくさかったので、そのままノートを転載したのですが読めないですね。やっぱり汚いですね。
ってことでまず初めに7つのステップを紹介
1.売上高、及び収益を予測する
2.予測した売上高や収益を達成するために必要な営業費用などを算出する
3.営業利益を導いた上でそれに必要な資産・負債などを算出する
4.算出した負債をもとに利息収支、および投資関連の収支を算出する
5.経常利益を導いた上で特別費用、税などに関する予測をたてる
6.財務諸表の収支が合うように調整を行って当期純利益を導く
7.営業・投資・財務活動それぞれに対してキャッシュフローを導く
また、予測にあたっては必ず次の4点を意識すること
”客観性、一貫性、包括性、”
最後に一つ付け加えると、予測の過程においては
大事なのはここまで取り上げてきた企業評価のための7つのステップ(上記とは別)のうち、ここの予測のステップではこれまで紹介した業界・外部環境分析、企業戦略分析、財務諸表分析、収益性とリスクに関する比率といったものが予測の前提や根拠をたてるにあたって重要な役割を果たすことを思い出してほしい。
個別のステップについては過去の記事を参考にしてもらえばと思います。