特別回⑤:VRとARの今後について
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)についての記事を読んだから基礎知識程度だがメモ
まず簡単に理解のためにまとめると、VRはよくみるあのいかついギアつけて疑似体験的するやつ。ARはSF映画とかでみるホログラム映像的なやつ。
まず両者の最近の傾向について説明すると、VR/ARブームがきたのは今回が初めてではない。95年くらいに一度きたりしたが、そのときは技術の発達が追いついていなかったら画質が悪かったり、プロセッサーのせいで処理速度が遅いなどの問題があった。しかし、今は技術の発達によってVR/ARは実用化へ着実に近づいている。
次に実際VR・ARが応用される分野についてだが、以下のようなものが挙げられる。
1ゲーム
2ライブビューイング
3小売
4不動産
5教育
6医療
7軍事
である。このうち消費者が需要の促進ドライバーになるのがゲーム、ライブビュイング、ビデオエンターテインメントであり、残りが法人や政府による需要である。割合としては6:4くらいである。また、短期的にはゲームやライブビュイングなどが需要のドライバーになり、長期的に他の分野にも応用されると思われる。
それぞれの課題を挙げながら説明していくと
1ゲーム
プレステーションやXBOXなど初めとしたテレビゲームを指す。より洗練されたゲーム環境を求めるコアなユーザーから浸透が始まるとされるが、ゲームのプラットフォームが既存のものとはまったく異なったもので、そこから開発しないといけないのが課題である。
2ライブビューイング
スポーツ観戦やライブなどあたかも実際の会場にいるような体験をさせてくれる。需要も十分にあると同時に家で生の体験をしたいという新たな顧客層の開拓にもつながる一方で社交的な雰囲気が失われるという課題がある
3小売
小売には様々な応用がある。たとえばe-commerceなどのオンラインショッピングにおいて実際の商品についての利用体験につながる。車などの疑似体験にも応用できる。様々な目的性に応じたVR開発を行わなければならないのが重要な課題である
4不動産
エージェントなどが活用できる。実際に赴かなくても家の様子がわかるということで消費者経験を高めることができる。
5教育
ipadが教育に取り組まれていったようにVRは教育のありかたを小学校から大学生まで大幅に変えるポテンシャルを秘めている。しかし、逼迫した教育予算が一つの課題となっている。
6医療
VRを活用することによって手術前に患者のデータやカルテルをARでみたり、シュミレーションなども行うことができる。情報管理が一つの課題となる。
7軍事
すでに一部では利用が始まっているが、軍事訓練や作戦のシュミレーションなどに使うことができる。しかし忠実さが課題となっている。